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2023-01-30

<ご報告>1月25日 建築医学勉強会を開催しました~余剰建材を活用したエシカルなリフォームの可能性について~

1月勉強会では、株式会社プランニングオフィスRoom375の福島様に、
「余剰建材を活用したエシカルなリフォームの可能性について」
をテーマにお話して頂きました。

気候危機が深刻化し、2050年カーボンニュートラルに
向けて、各業界の取り組みが様々に行われていますが、
建設業界においては、「建材ロス問題」が深刻になっています。
このままのペースで行くと、2025年頃には、
日本における建材の捨て場はいっぱいになってしまうとのこと。

プラスティック系の新建材とよばれる建材も
ある程度の割合を占めており、
建築現場の余剰建材を捨てずに上手に活用することで
環境負荷を低減し、持続可能な社会づくりに
寄与できることを説明して下さいました。

実際のリフォームの事例では、
クロスだけではなく、古材などを使った
リフォーム事例も紹介して下さいました。

古株をテーブルに作り変えたり、
欄間の彫刻デザインを店舗の一部に使うなど、
発想次第で違い用途にも十分活用することができる
ということが分かりました。

新建材や古材を再活用するリフォームは
環境負荷を低減するだけでなく、
従来と異なる用途や組み合わせの妙が出たり、
あるものから何を作れるか考えることで
創造性も高まるということです。

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