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2022-07-31

<ご報告>7月28日(木) 勉強会を開催しました 「女性建築家が考える、豊かな空間の創り方~人と空間と自然の繋ぎ方~」

今回は、女性建築家として活躍して
いらっしゃる大塚泰子様に、
「女性建築家が考える、豊かな空間の創り方」
をテーマに、お話して頂きました。

15年以上にわたり都心の住宅案件に
多く携わってきた大塚様は、
狭い敷地でいかに開放感を出すか、
都心の中でいかに自然とつながるか、
について建築家の観点から
色々とお話して下さいました。

家をリゾートのような空間にすることが
ポイントということで、
プライベート空間を確保した上で、
庭と居室をつなげて空間を広げたり、
バスルームを開放的にする手法は、
大変勉強になりました。

ただ単に開放的な住宅はプライベートが
侵害されやすく、特に都会ではリスクが
高いものです。
そうではなく、塀や壁でプライベートを
確保した上で開放的な空間を作ることで、
敷地をめいっぱい有効に使うことが
できるとのことです。

また、玄関についても、外と中の境界(入口)と捉えることで、
既成の玄関のイメージを取り払い、
開放的に作る手法についてもご紹介頂きました。
敷地全体を家として捉え、玄関を外と中を
つなぐ場所(境界)と考えれば、
玄関の作り方も幅が広がるのです。

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