2022-08-26
<ご報告>8月6日 風水・建築医学アカデミーを開催しました ~住まいのグレードと人生のグレードは比例している~
カリフォルニア大学バークレー校の研究では、
経済的豊かな家の子どもは好奇心が強く、
前頭前皮質の働きが活発であり、
経済的貧しい家の子どもは、
好奇心や前頭前野の働きが弱いということが分かりました。
また、4歳児に対するアメリカの別の実験で、
「マシュマロを前にして15分我慢したら
もう一つあげる」と伝えて、
どのくらい待てるかを観察したところ、
待てなかった子どもより、待てた子どもの方が
12年後において成績が優秀であり、
40年後においては、より年収が高く、
豊かな生活を築いていたということが分かりました。
社会的な成功度と自制心(忍耐力)には相関関係があるということです。
忍耐力とは意志力と言い換えることができます。
実際に自制心や忍耐力がないと、物事を深く考えることができません。
そしてそれは前頭前野が活性化しているかどうかに関わってきます。
それゆえ、社会的な成功度も住環境に密接に関わっています。
なぜなら、脳は環境によって形成されるからです。
壁紙が真っ白であったり、室内に彩りがなかったり、
玄関入って嫌な臭いがすると、脳は活性化しません。
例えば、香りの刺激はダイレクトに脳に到達するので、
香りを活用するだけでも、脳を活性化させることが可能です。
また、デザイン性が高い住宅は脳の良い刺激を与えます。
様々な住宅鑑定や実験データからみて、
住まいのグレードと人生のグレードは
確実に比例していると言えます。
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