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2025-06-05

<ご報告>5月28日(水) 建築医学勉強会を開催しました ~電磁波が人間の心身に与える影響について~

5月28日、建築医学勉強会を開催いたしました。

私たちの周りには様々な種類の電磁波がありますが、
現代においては人間の心身に悪影響を与える
電磁波が住宅内外にあふれています。

どのような種類の電磁波がどのような影響を与えているのか、
また対策はどのようにすれば良いのか?
今回は、30年以上左官職人として建築関係の仕事に携わりながら、
現場で数多くの電磁波対策を行っている、
ウレシイコルセ有限会社 代表の森本健一様にお話をして頂きました。

ご自身が化学物質過敏症、電磁波過敏症であることから、
自分の体験や実践を通じて、長年どのような空間を造れば
良いか追及されてきたという森本様。

電磁波の中で健康に悪影響のある電磁波というのは、
低周波(特に電場、磁場)、高周波などがあり、
影響の仕方も様々なメカニズムがあります。

高周波については割と認知されていますが、
電場については認知されていないことが多く、
電化製品など、スイッチが入っていなくても
コンセントに繋がっている状態で発生するとのこと。

電気式床暖房や、電気幹線の近くの部屋は、
強い磁場が発生し、それによってDNAが損傷し、
何か分からないけど調子が悪い、という状態が発生しやすくなります。

高周波についてはWifiや5G、スマホによって発生し、
特に脳に一番影響が出やすく、思考が働きにくくなります。

電磁波の影響というのはこのように
様々な種類のメカニズムがありますが、
症状の出方やどのくらい悪影響があるか、
というのは人によっても全く違うとのこと。
つまり、同じ空間でもある人にとっては何も感じなくても、
別の人には非常に影響が出る、ということもあるのです。

科学的なエビデンスというよりも、実際の状態がどうかを重視し、
体験談から話される内容は、とても説得力が感じられました。

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