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2024-01-29

<ご報告>1月24日(水) 建築医学勉強会を開催しました 「ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則」

1月24日、建築医学勉強会を開催しました。


今回は、空間デザイン心理学を体系化し、一級建築士として累計1万件以上の間取り指導実績を持つ高原美由紀様に、「ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則」をテーマにお話をして頂きました。

最初に、空間デザイン心理学を追究するきっかけとなった高原様の経験談からお話が始まりました。

施主さんの要望に応えて、機能的で収納豊富な家をつくったにも関わらず、1年後訪問してみると、以前と同じように雑然とした家になっていたことに愕然としたという高原様。

「機能的で住みやすい家が、必ずしも理想的な家の環境ではない」、また、「施主の要望を全て取り入れることが必ずしも良いという訳ではない」、ということを、実際のご経験から話してくださいました。

そこから、どのようにすれば、幸せな空間づくりを作ることができるのか、ということを探求し始め、建築だけでなく心理学や行動学など様々な分野を研究され、空間デザイン心理学を体系化された高原様は、現在、協会や大学など様々な場所で講師としても活躍していらっしゃいます。

お話の中では、ある夫婦の間取りの実例から、それらの問題点や改善ポイントを空間デザイン心理学の観点から明確に、分かりやすくお話しして下さいました。

単なる建築の話だけでなく、人間の顕在意識や潜在意識、深層ニーズの話などにも及び、大変勉強になりました。

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