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2024-09-30

<ご報告>8月28日(水) 建築医学勉強会を開催しました。 ~ライフサイクルコストから考える、断熱性・気密性の重要性について~

8月28日、建築医学勉強会を開催致しました。
今回は、株式会社ドクターズホームの長谷川仁龍様に、
ライフサイクルコストから考える、断熱性・気密性の重要性について
お話して頂きました。

異常気象や自然災害なども急激に多くなっている現在、
住宅の在り方について、真剣に考えなければいけないといいます。
また、今もなお、不健康住宅は建てられていて、
シックハウスや寒さのために病気になっている人も
たくさんいるといいます。

単に見た目や安さだけで判断しないことが大切で、
長期的な視点で、家づくりをすることが必要です。

ここで大事になってくるのが、ライフサイクルコストです。
ライフサイクルコストとは、家を建ててから壊すまでに必要な費用です。
最初は安くても、建ててからかかるランニングコストが
高くなる、というのはよくある話です。

最初にある程度費用がかかっても、
高性能(高断熱・高気密)のしっかりした住宅をつくっておいた方が
長期的にみて経済的に優れているだけでなく、
住宅環境も良いため健康的に過ごすことができるのです。

長谷川様は、若いときにご自身が病気になったことを
きっかけに健康を意識し、最初は健康住宅として
自然素材を使った家を作っていたといいます。

しかし、高断熱・高気密の住宅に出会い、
自然素材だけでは不十分であるということに気づき、
さらに、建築医学に出会って、ハード面だけでなく
ソフト面も考慮して初めて健康住宅ができる、
という結論に至ったそうです。

長谷川様自身が一般住宅に住んでいたときと
健康住宅に住んだときの違いについて
ご自身の体験談もお話して下さり、
いかに住宅性能が大切かが分かりました。

 

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